Snow Man 歌声分析してみた

こんにちは。

秋ですね。秋が終わると冬です。冬といえばSnow Manです。スノ担にとってベストな季節です。ですが自分は寒いのが親の敵ほど嫌いなのでやっぱり冬って考えものですネ。

さて唐突ですが、歌声分析を自分もやってみたい。そう思って秋を迎えました。なので今回はSnow Manメンバーの歌声を自分なりに分析してみようと思います。ただし音楽の知識や専門的な話とかは全く分かりません。単に個人的な見解ですので感覚的な感じで読んでいただきたいと思います。

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↑のようなマトリックス図でまとめてみようと思います。まず、声が高いか低いか、そしてシャープかマットか、ですね。

シャープな声というのはスパッとよく通り、まっすぐで、立ち上がりの早い声です。逆にマットな声はこもっていて、柔らかく、じんわり響く感じ。シャープな声がホースから思いっきり出た感じだとしたら、マットな声はシャワーで散らした感じでしょうか。

●高い&シャープ→よく通る、華やか、明るい

●高い&マット→優しい、柔らかい、落ち着き

●低い&シャープ→パワフル、芯の通った

●低い&マット→色っぽい、渋い、響き

それぞれを言語化するとこんな感じですかね。

それではメンバー各々についてまとめていきたいと思います。

 

Snow Man 歌声分析してみた

 

佐久間大介

→中性的な器用型ボイス
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メンバーで一番高音の部分にいるのが佐久間くんですね。中性的な声質をしています。彼の声質は高音のマットなので、しっとりめの曲(朝焼けの花とか)との相性が非常にいいんですね。ですがどこかシャープさ(芯がある感じ)もあるのでユニゾンでも埋もれず、彼がいることでユニゾンに華やかさも加わります。

そして彼のすごいところはシャープに振り切った声も出せることです。これは彼の発声の努力による部分も大きいと思うのですが、もともとの声質のマットさを忘れるくらい力強く通る声を出すこともできます(Ⅵ Guys Snow Manとか圧巻)。このあたり歌唱の面でも非常に頼れるメンバーですね。

 

◯深澤辰哉

→優しく語りかけるリアコボイス
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深澤くんは高音寄りで、かなりマット。佐久間くんと同様に高音&マットなのでしっとりめの曲との相性が抜群なのですが、深澤くんの歌声は若干かすれて、鼻にかかっており、メンバーの中でもトップクラスにマットな声をしているので本当に優しく柔らかい歌声になっています。

この優しさが彼のキャラクターやパーソナリティーと重なる部分が大きく、面白いですね。青年~大人の本当に等身大の男性が優しく語りかけるような感じの声。まさにリアコ。Snow Manの中でいちばん正統派というか、ジャニーズに向いている声質といえるのではないでしょうか。ミドルテンポの曲では真価を発揮し、アップテンポの曲でもふんわりまとめてくれるメンバーです。

 

向井康二

→哀愁の甘えん坊ボイス

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向井くんも深澤くんに負けないくらいマットな声質です。また声も高めなので、とても甘い。そして彼の歌声の特徴としてはウィスパーボイスっぽいところです。息の漏れが多めで、柔らかい歌声。さんま御殿で喉で声を出してる感じと言われてましたが、そんな胸式呼吸の歌手(浜崎あゆみさん、持田香織さんなど)っぽい声の出し方かなと思います。

そして声の甘さの中にかすれがあるのもポイントですね。甘く優しい歌声にウィスパーボイス、そしてかすれがプラスされることで、歌声にどこか寂しさが出ます。そのためバラード調の曲との相性が非常に良い。このあたり甘えん坊とも言われる彼のキャラクターと重なる部分もあり、面白いところです。

 

渡辺翔

→歌声の中核パワフルボイス

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おそらくジャニーズでも珍しいパワータイプの歌声。低音&よく通るシャープな声でゴリッゴリに歌い上げます。マットな歌声のメンバーと比較して特徴的なのが歌声に芯があることですね。アップテンポの曲(Storiesとか)では本領のパワフルさを発揮して、ユニゾンの柱となり、ソロパートもキッチリ決めてくれるので聴いていて気持ちがいい。Party!Party!Party!とかではソロパートで一気に曲のギアを上げてくれます。

そして渡辺くんの歌声には癖や雑味がなく、クリアで聴きやすいのも彼のすごいところです。パワフルボイスでも他のメンバーの歌声とケンカしないんですね。Snow Manの歌声のフロントでもありながら、土台でもあります。

 

宮舘涼太

→ねっとりセクシー甘甘ボイス

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宮舘くんは低音&マットな声質です。このタイプはセクシーなミドルテンポの曲(CHUDOKUとか)との相性が良い。宮舘くんの歌声は鼻にかかったような歌声がねっとりとした甘さとなっており、同時に歌声自体にけっこうかすれががあるので、そこがセクシーさも生んでいます。

また地声は低めですがフェイクなどではけっこう高音まで出せたりして、音域の広いメンバーだと言えるのではないかと思います。そして彼の特筆すべきはリズム感ですね。リズム感が良いので、ねっとりした歌声でもねちっこくなりすぎず、良い感じにまとまっていると思います。かなりスキルの高いメンバーであることが伺えますね。

 

目黒蓮

→歌うテストステロンな低音ボイス

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目黒くんも宮舘くん同様に低音&マットな歌声ですね。目黒くんの場合、癖のないクリアな歌声であり、じんわりと響かせるような低音の持ち主でもあります。また若干ウィスパーボイスっぽくもあり、そこに柔らかさもある。低音とウィスパーボイスにより、どこか渋味のある歌声になっています。

彼の歌声は他のメンバーよりもカロリーが低い声質というか、低く響かせている感じがグループの中で良いアクセントになっていると思います。曲のBメロとかの少し曲調がダウナー調になったときにカッチリハマる感じ。これから化けるメンバーなのではと踏んでいます。

 

阿部亮平

→優しく柔らか天然水ボイス

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阿部くんの歌声は何気にいちばんの謎ですね。地声は低めかと思いきや、歌声はけっこう高めのマットな柔らかいタイプだったりして。初めて歌声を聴いたときとか「伊野尾くん…?」って感じでした。音域が広いんですかね。歌声が鼻にかけたような高い感じをしているので非常に甘く、ささやくような歌声はどこか儚さも感じさせます。

また歌い方に癖がなく、声質自体にも癖が少ないのでハモりではうまい具合に他のメンバーの歌声に厚みを増してくれます。音域の広さもあって非常に使いどころがいい。曲や歌うパートによってかなり表情を変えるので、形を変える水のようだなと感じています。

 

○岩本照

→マルチなオールラウンダーボイスf:id:bpm144:20201027062047j:image

岩本くんは非常にオールラウンダーですね。声質自体は低音&シャープ。それを生かしてバリッバリにラップをかましたり、アップテンポの曲にはめたりできます。ですがバラード調の曲となると一転、柔らかな歌声で歌い上げることもできます。

岩本くんの歌声はよく通るシャープな歌声で、癖のないクリアな声質を持っています。渡辺くんよりは柔らかめの声質。ですがラップのときや曲中の要所要所ではがなりを入れたりして声を強めています。そしてバラード調の曲では意識的に柔らかく歌ったり、ウィスパーボイスっぽく発声したりするなど、変化が多い。かなりスキルの高い人だな人だなと感じさせられます。

 

○ラウール

→よく目立つレーザービームボイス

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ラウールくんの声質は高音&シャープタイプですね。高めでありながらよく通る声質。このタイプの声質がいることで曲が明るくなり、明るいアップテンポの曲が映えるようになります。ハロプロの話になりますが、大人っぽいマイナー調の曲が多かったモーニング娘。によく声の通るタイプの後藤真希さんが加入したことで、「LOVEマシーン」のような明るい曲が中心となりました。ラウールくんはそんなような、明るい曲を成立させるハロプロでいうところの「レーザービームタイプ」の声質なわけです。

ラウールくんの声質はよく通る少年っぽい高音にややかすれが入っており、華やかさの中にひとつまみのセクシーさがある感じです。そして彼の発声の仕方にはだいぶ独特の癖があり、そこが曲のアクセントになっています。例えば「Crazy F-R-E-S-H Beat」の「This that CRAZY BEAT」のところとか、彼の独特の声質と発声が非常にハマっており、いい意味でクセになっています。

最近のラウールくんはどんどん声変わりも進んできており、今後は違った声質になるかもしれませんが、今後どのようになるかも注目ですね。

 


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Snow Man全体をまとめるとこんな感じですかね。

声のバランス的にも

ソプラノ:佐久間、ラウール、向井

アルト:深澤、阿部

テノール:宮舘、岩本

バス:目黒、渡辺

みたいな感じで四重奏になっていて、ユニゾンが自然とハーモニーのようになっているのも面白いところです。他のグループでもどのような歌声の分布になっているか考えるのも面白いのではないかと思います。

ここまで読んでいただきありがとうございました!

 

Snow Man「君の彼氏になりたい。」歌詞を考察。

※この記事で使用する歌詞は引用を目的とするものであり、著作権を侵害しません。

参考(http://vimclip.jp/copyright-wordsofsong/)

 

こんにちは。今回はSnow Manの新曲「君の彼氏になりたい。」の歌詞について自分なりに考察していきたいと思います。

初め、ラジオverを聴いたときはなかなか告白できない内気男子の葛藤ソングかと思いました。部屋にまで連れ込んどいて(なんならキスまでしておいて)、好きって告白できなくて煮えきらないうちに彼女が帰っちゃうみたいな。

しかし2番の歌詞も併せて見てみると、間男(つまりセ◯レ)が関係を重ねるうちにガチ恋しちゃって本気で告白しようか悩んでるようにしか思えなくて。いや、チャラい!未成年のラウールくんがこんなん歌っていいの?って感じですが、これはこれでアリなのでしょうか?とりあえず歌詞の考察をしていこうと思います。

 

君の彼氏になりたい。
Snow Man

作曲:Josef Melin
作詞︰SHIROSE from WHITE JAM

 

大好きだけど
大好きだとは
自分からは言わないね。

初めは「自分からは好きと言えない奥手の俺」ということかなと思いました。が、やっぱり自分から好きと告白してもどうしようもないセ◯レの立場のことかなと思います。彼女から好きと言われれば両思いですが、向こうは完全に遊びですので言われるはずもなく。「俺」から好きと言っても、恋人にはなれないのだから言わない。

 

しょうがないな
しょうがないよね
好きになった方の負け。

セ◯レという立場上、好きになっても仕方ない訳ですね。彼女のほうが好きになっていれば本カレと別れてこっちに来てくれるんですが、好きになったのはこっちの方なので、振り回される側(=恋愛においては負け)なのです。


君のガラスの靴
ぬがせるのは俺?
おぃ、今夜、今夜、今夜、今夜
帰るな。

ガラスの靴を履かせたのは本カレで、脱がせるのは「俺」。まあガラスの靴とは「◯◯のモノ」という証でそれを脱ぐから誰のモノでもなくなる。

そして向こうはたぶん本カレと同棲していて、帰らないといけない訳です。朝帰りなんてしたら浮気がバレちゃうから。残業とか友達と飲んでいて、みたいな嘘で誤魔化しているんでしょうが、本カレとは別れたくないから、本カレにバレないように急いでガラスの靴を履き直して帰らないといけないんです(タイムリミットがあるからガラスの靴)。でも今夜帰るなと、「俺」のモノになれと心のなかで言っている訳です。


12時すぎて、君が帰らないなんて

俺の彼女に、なるつもりなの?
ねぇ、この後、もし勇気が出たら
冗談で言おうかな。
大好き。

12時すぎても帰らないなんてまさか「俺」のほうを優先しているの?このまま彼氏になれるの?と期待を抱いています。そして勇気が出たら「大好き」と言って彼氏になりたい。でも彼女からしたらあくまでセ◯レなので、本気で好きになったなんて言ったら面倒くさがられて、ひょっとしたら関係も終わりになるかもしれない。だから「大好き」と言っても相手が「そういう冗談やめて」と言えば冗談にしちゃう「俺」なんです。


むりむりむり、やっぱむり
君の彼氏になりたいとか
むりむりむり、やっぱむり
絶対いえない、絶対いえない。
どんなに寄り添った
時間を過ごしたって
君は、12時に帰るんでしょ?

怖じけづく感じがひらがなで表現されています。

「彼氏になりたい」と言って嫌われたくない。嫌われて関係が終わるくらいならセ◯レのままでもいい、いやでもやっぱり彼氏になりたいと葛藤します。そしてどんなに本物の恋人のような時間を過ごしても彼女は本カレを優先させるから絶対に帰るわけです。


8時 9時 10時 11時
8時 9時 10時 11時半。
8時 9時 10時 11時
8時 9時 10時 11時半。

彼女といる時間が愛しすぎて、そんな時間が終わってほしくないと思っています。浮気なのでそんなに頻繁に会えるわけでもなく、(たぶん月1,2回くらい)次会えるのがいつかも分からない。だから彼女が帰る12時になってほしくない。

 

「遅くまで昨日ありがとう。」
連絡したって、ないレスポンス。
あぁ余韻がさめない。

「俺」は彼女が好きだから連絡。両思いだったら即レスでしょうが、レスポンスは無し。彼女から連絡とるのは彼女の気分次第(なんならシたい時だけ)で、やっぱり彼女に振り回される「俺」です。


今日君は誰と
(ねぇ)どんなどんなどんな靴を
はいてる?

そして問題はココ。今日は本カレの靴を履いている?ではなく、今日は誰とどんな靴を履いてる?つまり「俺」の他にも浮気相手がいることが伺えます。この女ヤバすぎるやろ。


でもね、次に君に会う時まで
服をかったり、髪を切ったり。
いつもとは少し違う言い方
練習しておこう。
チューして?

自分を磨いて、普段と違う自分を演習して、彼女が自分に振り向いてくれるわずかな望みに賭けています。セ◯レのくせにけっこう健気。そして彼女のほうから「チューして」ほしい。求めてほしい。


むりむりむり、やっぱむり
君の彼氏になりたいとか
むりむりむり、やっぱむり
絶対いえない、絶対いえない。
どんなに寄り添った
時間を過ごしたって
君は、12時に帰るんでしょ?

それでもやっぱり、絶対言えない。自分を磨いても違うように見せても、彼女は振り向いてくれないし、自分はセ◯レのまま、「彼氏になりたい」とは言えません。


その目も。その手もその髪も
笑顔も。全部がたまにね。
俺のものみたいにおもえちゃう。
で、消えちゃう。

彼女といる時間は本物の恋人同士のようで、自分がセ◯レということを忘れてしまいます。でも彼女は今日も帰る。幻だったかのように消えてしまいます。「俺」はやっぱりセ◯レです。

 

帰さない
むりむりむり、やっぱむり
君の彼氏になりたいとか
むりむりむり、やっぱむり
絶対いえない、絶対いえない。
どんなに寄り添った
時間を過ごしたって
君は、2時に帰るんでしょ?

いちばん言いたい「帰さない」帰らないで「俺」のモノになってくれと。でも絶対に言えません。

そして最後だけ2時なんですね。たぶん終電に乗るなら12時には帰らないといけない。でもセ◯レでも盛り上がるときもあるでしょう。「俺」は12時を過ぎても今日は帰らないんだと希望を覗かせます。でも彼女は絶対に帰る。どんなに盛り上がっても恋人みたいな2人でも、朝まで一緒にいることはなく、タクシーに乗って高いお金を払ってでも夜のうちに帰ろうとするのでしょう。「俺」は「彼氏になりたい」けど、絶対彼氏にはなれないんです。


8時 9時 10時 11時
8時 9時 10時 11時半。
8時 9時 10時 11時
8時 9時 10時 11時半。

そして今日もまた彼女が帰るまでのカウントダウンが始まっていきます。

 

ここまで書いて、はっきり言ってそんな女やめといた方がいいよ!と思うのですが、恋愛というのはそう自由に行かないということでしょうか。ですが、こんなセ◯レの立場の曲を、今まで王道の恋愛ソングを歌ってきたジャニーズのグループで出すというのが非常に斬新だと思いました(歌詞に共感は出来ないけど)。

余談ですが、この曲ずっとハロプロアンジュルムの「全然起き上がれないSUNDAY」との親和性を感じていて、付き合った訳でも約束もなんもないのに相手のことが好きなんですよね。勝手にキュンして期待膨らまして、結果傷ついて。でも「全然~」は目が覚めてるから自分に腹がたつけど、「君の彼氏に~」はまだ目が覚めてない。「君の彼氏に~」の主人公の目が覚めれば「全然~」みたいな世界観に変わっていくんじゃないかなと思います。

(まあ「全然」は片想いで、「君の彼氏に~」はセ◯レなんで違うところも多いとは思いますが…。)

 

今回は以上です。

ここまで読んでいただきありがとうございました!

ハロプロメンバーをタイプごとに分類してみた分析。

前にSnow Man渡辺くんについて書いたときに、ハロプロのグループには「器用貧乏」型のメンバーがいるという持論を展開しました。(https://bpm144.hatenablog.com/entry/2020/09/24/132406)

今回はそのほかにも自分が思う「ハロプログループには、こういうタイプのメンバーがいるぞ」という持論を述べたいと思います。完全に持論なので、そこのところはよろしくお願いします。

 

◯「器用貧乏」タイプ

前に書いたので簡単に。歌・ダンス・トーク・ルックスどれをとってもグループの中で上位の優等生。しかし単独のセンターやエースに置くと逆に埋もれてしまう、器用貧乏。2番手とか3番手くらいの位置でいちばん輝くことができるタイプです。

このタイプが1人いることでグループに余裕が生まれます。どのジャンルにせよ平均点以上を出してくれるメンバーがいることで他のメンバーは多少冒険しても大丈夫になるし、グループの弱点が少なくなります。ある意味センターやリーダーよりも重要と言えるでしょう。

 

◯センタータイプ

これは言わずとも分かると思いますが、グループのエース、センターを張るメンバーです。グループの顔です。エースの座を手に入れるにはもちろんカワイイだけではなく、主人公感がなければ駄目で、さらにそのうえ歌やダンスのスキルも求められるハロプロではそれらのスキルも上位クラスであることが求められます。

やはり絶対的エースがいることの利点としてはグループの完成度がグッと高まることでしょう。エースがいることでそのメンバーを中心にグループがまとまります。グループに最後のピースがカチッとはまる感じですね。

余談ですが顔的にシュッとした美人系よりも、童顔かわいい系の人がセンターポジションにいることが多い気がします。安倍なつみさんの頃からずっとそうですね。ハロプロに限らず、前田敦子さんや百田夏菜子さんなどもその系統かな?と思います。要はガールズグループにおいてザ・女の子ってタイプがイコール主人公感が強いということかなと思ったりします。

 

◯「月」タイプ

以前、つんく♂さんが元モーニング娘。飯田圭織さんについて、センターの安倍なつみさんが太陽だとすれば、月にあたる裏センター的な位置に最初は置いていたというようなことを述べていました。このように裏センター的な位置付けにあるメンバーが「月」型のメンバーです。センターのメンバーと対比の関係にある、もう1人のセンター級人気メンといった感じですね。

当時を生きていないので伝わりにくいかもしれませんが、80年代アイドルでいう聖子ちゃん派がセンタータイプだとしたら、明菜ちゃん派が「月」タイプみたいな感じ?可愛らしい顔立ちのセンタータイプに比べてクールな美人系の顔立ちが多い印象です。王道の童顔可愛い系の宮本佳林ちゃんに対して美人モデル系の植村あかりちゃんという構図が一番分かりやすいですかね。

「月」タイプメンもセンターを張ることもできるほどの資質、主人公感を持っていて、人気メンが同じグループにいることで一気にグループの強度があがります。またタイプの違う人気メンが同じグループに所属することで、グループの層も厚くなります。つまりグループにより深みを持たせるメンバーです。

 

タンポポタイプ

これらのメンバーはどちらかと言えば歌が上手ではない方なのかなと思います。でも結構声質自体はアイドル向きというかカワイイ感じで、歌聴いてズコーってなるけど同時に必死で頑張ってる感じが「カワイイッ」てなるんですよね。タンポポとかの可愛い感じの曲が似合うので「タンポポタイプ」としました。

このタイプのメンバーはグループの中でアクセントになります。歌の声質的にもそうですし、歌上手いメンバーが続いた後で急にズコーってなる、でもなんだかカワイイ感じがアクセントです。応援したくなる感じです。ちょっと古い言葉でいえば「萌え」みたいな感じですかね。このタイプのメンバーがいないといまいち「萌え」が少なくてちょっとつまらないのかなと思います。

ちなみにこのタイプのメンバーってビジュアルのレベルも高いし、友達も多そうだし、モテそうなタイプかなと思っています。アイドルでなければ人生うまく行きそうというか。しかし実力主義ハロプロに入ったことで、後列で歌割りも少なめで、決してアイドル人生としては順風満帆ではなくなったことに、ハロプロの面白みがあると思います。それでもこれらのメンバーは歌が苦手でも決して諦めない粘り強さをもっています。どこにでも力強く根を張るという意味も込めて「タンポポタイプ」という名前にしました。

 

◯イケメンタイプ

このあたりは分かりやすいと思うんですが、「イケメン」と呼ばれるメンバーです。もちろん見た目が凛々しく、美少年っぽいのがイケメン扱いされる訳ですが、もう一つのポイントとして中身が男っぽいことが挙げられると思います。メンバーによっては同年代の男子のような中身を持っていたりします。(須藤さんやかなともは男っぽいというよりオヤジっぽいですが。)

そして中身が男なメンバーがいることで、グループにおいて精神的な支えが生まれます。中身が男っぽいメンバーって精神がタフなんですよね。他のメンバーが精神的につらくても最後まで立ち続けてグループを支えてくれます。また他人を叱るときにもスパッと切るのに反感を買いにくい。このように支え役も、嫌われ役を担えるメンバーです。つまりピンチ時に支えてくれ、グループをより強く、そしてグループの変化をも可能にしてくれるメンバーです。

 

◯塩辛タイプ

高いスキルが求められるハロプロでもスキルに特化したメンバーという印象ですね。ですが、もちろんみんなめちゃめちゃ可愛いんですけど、王道の美少女タイプかと言われればそういう訳ではない。

普段、王道美少女のビジュアルのメンバーを目にしていると、たぶん劣等感もどこかにあって、でもだからこそ、そのメンバーにしか出せない憂いとか哀愁が出せるようになるのだと思います。だからハマる曲は本当にハマる。特に切ないというかしょっぱい曲にハマったときはセンタータイプには到底出来ない表現を出来たりします。

そして本当に愛おしいんですよね。このタイプのメンバーは中身はグループで一番くらい女の子っぽくて、必死で可愛くなろうとメイクを研究したりダイエットしたり、グループのなかで勝負するためにひたすらスキルを磨いたり、とめちゃめちゃ健気なんですよね。そこが本当に愛おしい。ハマらないだろうと思っていたこのタイプのメンバーほどハマったときに誰よりも深い沼になったりします。ツウ好みでしょっぱいけど病み付きになる、塩辛っぽいと思って名前をつけました。

そしてハロプロの曲の主人公って健気なのにどこか不幸な部分が必ずあって、それがこのタイプに重なるんですよね。曲の主人公のキャラクターに近いのはセンターメンよりも、むしろこのタイプのメンバーだと思っています。そして実力主義ハロプロでどこまで育ってくれるんだろうと期待させてくれるほどのスキルの伸びを見せてくれる。つまりこの塩辛メンがハロプロの秘伝のタレ的な、一番ハロプロイズムを持つメンバーだと思います。

 

◯「影の実力者」タイプ

このタイプはレアキャラですね。あまり目立つタイプでもなく、歌割りも少なめだけど、実は高いスキルを持っているメンバーです。普段あまり歌割りがないけど、ちゃんと歌を聞いてみたら意外と上手い、そうなると一気に引き込まれます。リンリンさんの「青空がいつまでも続くような未来であれ!」の歌い出しとかリンリンさんが歌うから引き込まれるんですよね。

とにかく、後列でこんなにレベル高いのか!とグループの層の厚さを感じさせてくれることで、グループに奥行きを与えてくれるメンバーです。またユニゾンの面でもグループを支えてくれます。あまり目立たないながらもグループを下支えし、ここぞというときはグループの幅を見せる、いぶし銀の縁の下の力持ちタイプなのです。ただなかなかパフォーマンス能力を向上させることは簡単ではないので、スキルが高いのなら縁の下の力持ちポジションよりも普通に歌割りを与えた方がいい、よってレアキャラになっています。逆説的にいえばこのタイプのメンバーのポジションを作れるグループはそれほどまでに層が厚いということですね。

 

 

以上です。

もちろんメンバーそれぞれに個性があって型にはめられないメンバーの方が多いのですが、こういうタイプというかパターンにもとづいてグループを編成してるのかなとか考えると楽しいと思います。5人Juice=Juiceとか自分の考えたタイプにすごく当てはまってるなと感じました。

ここまで読んでいただきありがとうございました!

Snow Manメンバーの雑感④

こんにちは。

このあいだ父と一緒にご飯に行ったんですけど、マスクを忘れたようで、ハンカチで口を押さえながら入店から注文まで済ましていました。避難訓練かと。

今回もSnow Manメンバーの雑感をまとめていきたいと思います。

 

Snow Manメンバーの雑感

 

フォワード

 

◯ラウール

ラクルなファンタジスタ

 

つんく♂さんが元モーニング娘。久住小春さんを初めて見たとき「これミラクルちゃうん?」と評しましたが、自分もラウールくんを初めて知ったとき、「ミラクル」だなと思いました。明らかに持っているものが17歳のそれではない。

まずそのビジュアルとスタイル。ラウールくんを知らない人に見せると20代前半とかに見られることが多いんですが、オーラがある人って結構年上に見られることが多いと思っています。例えばハロプロ史上特に華があったメンバーは久住小春さんと後藤真希さんの2人だと思っているんですが、2人とも加入時から年上に見られる印象ですよね。年上に見られるオーラを持つ人はそう居るものではありません。そしてもちろんダンスは目を引きます。あと歌声もハロプロでいうところのレーザービーム型で魅力的なんですが、それはまた機会があれば書きたいと思います。

以上だけでも十分お釣りが来るぐらいですが、彼のすごいところはむしろ中身の完成度だと思っています。まず頭の回転が速い。一言でポンと出すワードが面白いんですよね。ワード選びのセンスでいえばSnow Manの中で1番だと思っています。そして、何よりすごいのは度胸の座りっぷりです。話し合いになったときの一言力がすごいと言われてましたが、ただでさえ年上のメンバーばかりの中でしっかり自分を出せるというのはなかなか出来ることではありません。またバラエティーのときも先輩のメンバーと遜色なく笑いを起こせる力を持っています。このあたりが彼の度胸のすごさですし、かなり不安があるだろうなかでしっかり覚悟を決められる度胸がすごいと思っています。つまりラウールくんは華麗なシュート能力を持っている、そしてシュートを決めにいくだけの度胸を持っている人だと思います。サッカーでいえばフォワードで味方のパスを受けて華麗にシュートを決めにいくファンタジスタだと思います。

 

◯岩本照

決定力のエースストライカ

 

岩本くんはリーダーでありエースなんですよね。それがなんか岩本くんっぽいなと思います。リーダーというのはグループをまとめなければいけないわけで、メンバーのサポートの役割をすることも多いものです。実際にハロプロのグループのリーダーを見るとメンバーを後ろから支えるゴールキーパー的なタイプが多く、メンバーの背中を見てグループを統一していく印象を受けます。実際にモーニング娘。2代目リーダー飯田圭織さんも、リーダーになったら自分が目立つよりもグループのことを考えなければいけない、なのでセンターは諦めたと語っていました。

それに対して岩本くんはグループを後ろからまとめるタイプではなく、グループを先頭で引っ張っていくタイプのリーダーです。それがハロプロではなかなか無いタイプで面白いなと思います。メンバーの背中を押すタイプではなくて自らが先頭に立って背中で語り、グループをまとめるリーダー。つまりエースとして前線を突き進むことでリーダーの役割を両立しているわけです。

歌舞伎やダンスの振り付けも自らが先頭となってグループを率いて、Snow Manを作っていく、もちろん先頭に立つことの重圧もグループをまとめる責任もあるはずです。エース兼リーダーと言うのは簡単ですがそこまでのスキルと、プレッシャーに耐えうる精神がないとなかなかその役割は務まらないでしょう。そう考えると彼の強さが分かる気がします。そしてそのプレッシャーに応え、安定したパフォーマンスを見せてくれるのが岩本くんなのだと理解しています。サッカーでいえば確かな決定力で点をとり、チームに勝利をもたらすエースストライカーだと言えるでしょう。

 

最後に、ハロプロファンで知られる柳原可奈子さんが以前Berryz工房を「円陣は組んでいるけど全員が外を向いている」と評していました。個性が爆発しているBerryz工房は全員がバラバラに見えるけど固い結束で繋がっているのだと。前々からSnow ManってどことなくBerryz工房っぽいなと思っていて、それは同じように外を向いて円陣を組んでいるからなのかなと思っています。

 

 

読んでいただきありがとうございました!

これからもときどきSnow Manハロプロなど何かしらの話題でブログを書こうと思います。

 

 

 

Snow Manメンバーの雑感③

こんにちは。

街中をドリンク飲みながら歩く人って多いですよね。自分は飲みながら歩くというのが苦手なのであまりしないんですが、このあいだ急にアイスコーヒーが飲みたくなって飲み歩きをすることにしました。が、乗るはずのバスに遅れそうだったのでアイスコーヒー持ちながら走った結果、なんか給水所通過したランナーみたいな気持ちになりました。今回もSnow Manメンバーの雑感をまとめていきたいと思います。

 

Snow Manメンバーの雑感

ミッドフィルダーサイドハーフ

 

佐久間大介

→全力プロ根性、超攻撃型サイドハーフ

 

みんなのアイドル ももちこと嗣永桃子ちゃんが一部コアなファンの間では嗣永プロと呼ばれていたのをご存じでしょうか。目を引くキャラに隠れがちですがパフォーマンス、トーク、そして何よりもへこたれない鋼のアイドル性がまさに職人気質であり、「プロ」と称されるに至ったのです。ジャニーズでもなにわ男子「大西プロ」、Travis Japan「七五三掛プロ」といったように名前の後ろにプロがつくメンバーは複数存在していますが、要は職人気質のパフォーマンスとプロ根性の高さから尊敬の念をこめてプロと呼ばれるわけです。そしてSnow Manにおけるこの「プロ」のポジションは間違いなく「佐久間プロ」であると思っています。

まずパフォーマンス、歌の面ではよく通る声に、高い表現力、またラップもこなすほどの実力を持っています。そしてアクロバットはピカイチ、ダンスは他担狩りをするほど鍛え抜かれたまさに「プロ」です。

そしてバラエティーの面。彼は切り込み隊長としてトップバッターで仕事をする訳ですがこれって実はなかなか高難易度のことをやっています。よく芸人さんが言うのは「トップバッターは大変だ」と。トップバッターというのは前例が無いなかでとりあえず一波起こさなきゃいけない役割なんですね。トップバッターがウケないと企画そのものが盛り上がらないし、かといってホームラン級の爆笑をとってしまってもその後が尻すぼみになってしまう。トップバッターは70~80点くらいの点数を安定して出さなければいけない訳です。その点佐久間くんはいつもいい感じに場を盛り上げて次へ繋いでくれます。そしてボケやガヤへの姿勢もすごくて、一言で言えば「ガンガンいこうぜ」。ものすごい数のボケやガヤを打ちまくって、しかもそれが高確率でウケるのからすごい。彼がいるからその場がどんどん盛り上がっていきます。そしてアニメオタクという分かりやすいとっかかりを持っているのも彼の大きな強みでしょう。いまや個性を求められるアイドルにとって一つ大きな個性があるというのは強みですし、ネットが力を持っている時代で親しみやすいアニメオタクというキャラはかなりいいところを突いたなと感じています。このように高いバランス観を持っており、バラエティー的にガソリンを入れてくれるメンバーであるわけです。

彼はどんな時でも笑顔で楽しそうな感じを崩しませんし、全力でボケやガヤをしてくれます。このブレなさが彼のプロ根性ですね。そして自己紹介で必ず「アニメオタク」を入れてくるあたり、視聴者の記憶に残そうと工夫している姿がももちを思い出して、山崎まさよしの気分になってきます。これからさらにバラエティーで活躍を広げるであろうSnow Manにとってこの佐久間くんのプロ根性というのは非常に重要になってくるのではないでしょうか。そういった意味で彼はサッカーで言えば全力で前線へ走り、的確なパスやシュートで積極的にチームの得点に繋げようとする超攻撃型サイドハーフだと思います。

 

目黒蓮

→攻守に優れたバランサーサイドハーフ

 

目黒くんの良いところはまっすぐなところでしょう。ジャニーズに限らずアイドルの方々ってやはり多少なりとも自己プロデュースをすることが必要で、言ってしまえばアイドルとしての皮を被った姿をファンに見せるものです。しかし目黒くんが見せる姿はありのままに近い。もちろん100%ありのままかと言われればそうではないでしょうけど、他のメンバーに比べて隠してる部分が少ない。そのまっすぐなところが周りから愛される人です。いそうでなかなかいない「自然体でモテるキャラ」ですよね。ビジュアルの高さはもちろんですが、性格を見ていてもこりゃモテるなと感じるし、上司にも後輩にも好かれそうな、いそうでなかなかいない「イイオトコ」です。

そのまっすぐさがSnow Manにおいて攻めと守りの2つの機能を果たすのだと思います。

まず、攻めの機能。彼の良さはキャラクターが明快で非常に分かりやすいことです。あのビジュアルとキャラクターならばSnow Manの窓口となることができる、これは大人数グループにとって非常に大事で、グループ全体のファンを獲得するための掴みになります。またバラエティーの面でも意外と目を引くワード選びを出してきますし、ツッコミの着眼点もいい。何よりイジりやすいキャラクターをしているのでバラエティーで跳ねやすい。これらが目黒くんの攻めの機能です。

そして守りの機能。9/18のそれスノもそうですが、意外とメンバーのことをよく見ているし、他人の感情の機微に鋭いところがある。そして持ち前の裏表の無さから感情のこわばりをほぐしてくれる、これが守りの機能だと思っています。メンバーの悩みを聞いて自分が守ってあげたいと言う、目黒くんのことなのでまっすぐに心からそう思っているのだろう、だから寄りかかれるという包容力を持っています。そしてそれをできるだけの精神的な強さを持っているところがすごいと思います。なのでサッカーでいえば攻めの要、だけどピンチには一瞬で守備に転じることができる、攻守に優れたサイドハーフだと思います。そしてやっぱり彼氏力が高い。今後彼が渋味を増していくのも楽しみです。

 

今回はここまでです!

読んでいただきありがとうございました!

Snow Manメンバーの雑感②

こんにちは。

大学はまだ夏休みで、ご時世的にもあまり人と会える訳でもないので、1日のなかで話す人といえば家族とコンビニの店員さんくらいな日々を送っています。今回もSnow Manのメンバーへの雑感をまとめていきたいと思います。

 

Snow Manメンバーの雑感

ミッドフィルダーボランチ

 

向井康二

攻撃の起点となるボランチ

 

スノ担になってまだ日が浅いほうの自分ですが、スノ担になる前からうっすらとはジャニーズの知識がありました。そんな自分でも関西で一定の地位を築いていた向井くんがSnow Manに入ると知ったときは驚いたのを覚えています。ですが彼が関西にもたらしたものが大きいように、彼がSnow Manにもたらしたものもまた大きいと思っています。

向井康二は潤滑材であり起爆剤」というコメントを以前TwitterだったかYouTubeだったかで読んだのですが、なるほどと納得させられました。まず彼は人気やトークなどの面で、加入前からすでに高いスキルを持っており、何よりもオリメンと加入メンとの緩衝をうまくやれる即戦力のメンバーだったわけです。彼の他のメンバーとの関係性を見ると、どのメンバーとも結構交流がある。Snow Manのなかでいちばんバランスよくメンバー全員との付き合いがあるのは向井くんだと思っています。このあたりは潤滑剤の役割ですね。

そして彼の評価すべきところはトークの立ち回りです。このあたりが彼の「万能調味料」たるゆえんだと思っています。ボケ、ツッコミ、トーク、場回し、いじり、いじられ、ガヤ、コメント、リアクションなどすべて行けるんですよね。特にガヤとかは6人のときにはあまり無かったものなのではないかと思います。ガヤが入ることで盛り上がって見えるし、その流れでスムーズにツッコミを入れることでまず最初にひと笑い起こせるわけです。向井くんはこのあたりの言葉選びとかツッコむポイント選びとかが抜群に上手い。そして彼がいることで他のメンバーも自然とガヤに参加して盛り上がるようになっています。

そして向井くんに振ればいい感じに落としてくれるし、誰かがボケれば向井くんはツッコんでくれます。チームが守備に徹していたときでも彼はボールを拾って攻撃に持っていくことができる。つまり起点となるわけです。そしてネタがうまくハマった時には、もう彼ひとりでボールを持って走って単独でゴール、爆笑を引き起こすこともできます。そういった意味で向井くんは状況を読んでチームの流れを変える攻撃型のボランチかなと思います。

ついでですが、彼のボケとかツッコミって結構分かりやすいもの、例えるなら速いストレートな球を投げることが多いと思っているんですが、たまにものすごい変化球投げてくるあたり、彼はまだまだ奥が深いなと思います。だって普通ジャニーズJr.がジャニーさんのモノマネしようとか考えつかないじゃないですか。あと目黒くんの髪型真似してみるとか、どこ真似してんねんと。そういったトリックスターっぷりも彼から目が離せない点だと思います。

 

渡辺翔

器用貧乏型オールラウンダーなボランチ

 

突然ですが、ハロプロのグループには1人「器用貧乏型」のメンバーがいることが多いと思っています。自分がそう呼んでるだけですが。

自分の思う「器用貧乏型」のハロプロメンバーを挙げると、Berryz工房夏焼雅ちゃん、6スマの時の福田花音ちゃん、つばきファクトリー岸本ゆめのちゃん、元アンジュルム室田瑞希ちゃん、元こぶしファクトリー野村みな美ちゃん、元カントリー・ガールズ山木梨沙ちゃん、カントリーの時の稲場愛香ちゃん、今のアンジュルム船木結ちゃん、BEYOOOOONDSの高瀬くるみちゃんなどなどですかね。

これらのメンバー、歌もダンスもそしてトークもグループの中で上位のほう、少なくとも中の上くらいの位置にはいます。ルックスも(もちろん人によって好みはありますが)一般の人にアンケートをとったらグループの中での上位3位くらいには入るのではないでしょうか。つまりどのジャンルでもかならず中の上以上の点数をとってくれるメンバーなのです。

しかし全体的なスキルは高いものの、いやむしろ高いからこそか、単独のセンターやエースに置くと埋もれてしまいます。センターやエースよりも、むしろ一歩引いた位置、2番手とか3番手くらいの位置に置くことでいちばん輝くことができるのです。それゆえに「器用貧乏」と表していますが、本来あんまり良い意味の言葉ではないので気に障る方はオールマイティーとかに読み替えてください。

話が長くなりましたが、Snow Manでいう「器用貧乏型」のメンバーこそ渡辺翔太くんだと思っています。渡辺くんといえば歌のスキルはもちろんダントツですが、塩顔イケメンでダンスもアクロバットも上手い。トークも安定してひと笑い起こせるほどの能力を持っていますし、実は場回しもできます。ツッコミの着眼点も鋭いですし、なによりパッと目を引くワード選びのセンスも持っています(あとデカい笑い声も場が明るくなるからいいよね)。バブい一面がクローズアップされていますが実はかなりオールマイティーな人です。ですがセンターに置くと彼の魅力は最大限には発揮されないと思っています。事務所としても岩本くんラウールくんに次いで3番手くらいに置いてる「器用貧乏型」メンなのではないでしょうか。

その「器用貧乏型」メンがグループに1人いるとどうなるかというと、グループに余裕というか遊びが生まれるんですよね。平均点以上を出してくれるメンバーがいるから他のメンバーは多少冒険しても大丈夫になるんです。そして大体のことで平均点以上を出してくれるからグループの弱点が少なくなる。かゆいところに手が届く感じです。個人的にはセンターやリーダーよりもこの「器用貧乏型」メンがいることがグループにとって重要だと思っています。(だからうたちゃんショックよりもまなかんショックのほうが大きかった)

前に阿部くんが渡辺くんを「核となる人」「無個性だって言うけどもっと自信を持っていいと思う」「オールマイティ」と褒めていました。阿部くんは渡辺くんの「器用貧乏」の部分の重要性に気づいているのだと思います。器用貧乏ゆえに阿部くんほどの特化した個性はないかもしれない。それでも幅広く平均点以上をとれる渡辺くんは実はグループの核となる人です。そのためサッカーで言えば攻撃の役割も守備の役割もバランスよくこなしてくれるオールラウンダーなボランチかなと思います。

余談ですが、深澤くんもかなり「器用貧乏」型のメンバーだと思っています。このあたり、Snow Manは非常に弱点の少ない磐石なグループだといえるでしょう。皆さんも他のグループでの「器用貧乏型」メンは誰か考えてみると面白いのではないでしょうか。

 

意外と長くなってしまったので今回はここまでです!

読んでいただきありがとうございました!

 

 

 

 

 

 

Snow Manメンバーの雑感①

※ほんの僅かですが、9/18それスノのネタバレを含みます。

 

9月18日のそれスノで、目黒くんが「Snow Manの安定感を出しているのは実は阿部ちゃん」であると阿部くんのことを評していました。グループやメンバーのことをちゃんと見ているんだなあと率直に思いました。

それを見て自分もいっぺんSnow Manメンバーについて評してみたいと思うようになりました。

というのも数年間ハロプロを箱で推していて、つんく♂さんの愛あるメンバー評が大好きで、単純に自分もやってみようと思ったためです。プロデューサー気分を味わいたい。

そこでSnow Manを見ていて思ったメンバーへの雑感を簡単にまとめてみたいと思います。

初めてブログというものに手を出し、なぜか1mmも詳しくないサッカーで例えたり、ちょくちょく自分の畑であるハロプロで例えたりして至らぬ点も多いと思いますが、お手柔らかにお願いします。

ただの独り言という形で読んでもらえれば幸いです。

 

Snow Manメンバーの雑感

ゴールキーパー

◯深澤辰哉

→メンバーを後ろから支えるゴールキーパー

 

岩本くんがリーダーとしてグループを引っ張る役割ならば、深澤くんは後ろからグループ支える役割でしょう。サッカーで言えば守備の最終関門、味方全員の背中を見て、ゲームメイクするゴールキーパー。やっぱりMCだけあって場の雰囲気をつかむのが抜群に上手く、深澤くんがいればとっ散らかったトークでも上手くまとめてくれるという安心感がきっとメンバーにもあるので全員でボケたりツッコんだりできる雰囲気が出来ているのだと思います。

 

実は今までSnow Manを追っていて一番地の部分というか本性が見えないのがこの人で、例えば9/18のそれスノでも、本音トークということで周りがトークをしていくなか、ボケてヒョイヒョイとかわしてしまう感じ、邪推かもしれませんが、メンバーを支える役割としてあえて弱いところは見せないようにしたのかなとか、年少2人をねぎらおうと思ったけどあえて飲み込んだのかなとか思って観ていました。その場で雰囲気とかメンバーを優先させるあたり流石だなと思いますし、やはり地の部分をはっきりとは見せない人だなあとも思いました。これからSnow Manを見ていくうちに、もっと彼を理解できればと思います。

 

ディフェンス─ センターバック

宮舘涼太

ドッシリ構えるセンターバック

 

宮舘くんは良い意味でマイペースというか自分なりのペースを持っている人だと思っていて、それがSnow Manの中で活かされているなと感じています。他のメンバーが130km/hくらいのストレートボールを投げているなか、宮舘くんだけ100km/hのスローボールを投げてくるみたいな。バッターは面食らってしまいます。面白い流れになったときに、他のメンバーの速い球が続いたところで急に宮舘くん独特のスローボールが来るのがフックになるから宮舘くんって面白いんですよね。

 

そんな宮舘くんがSnow Manの中での固い土台になってるのかなと思います。なぜなら彼はブレない。精神的にも大人だし、自分というものを一番持っていると思います。他のメンバーは何度転んでも立ち上がる強さを持っているのに対して、宮舘くんは何をしても倒れない強さを持っている感じ。それスノでも岩本くんが宮舘くんに最初に相談しているという話がありましたが、宮舘くんは自分の考えを人一倍強く持っているからこそ、相談に乗るし、意見をグループにしっかり還元しているのだと思います。グループの土台を固め、全体を見渡してグループについての考えをしっかり持っているので、宮舘くんはサッカーで言えば守備の要、センターバック的役割でグループの土台となっているのかなと思います。

 

ディフェンス─ サイドバック

阿部亮平

泥臭く走るサイドバック

我が推し、阿部亮平くんですが、その柔らかな見た目や雰囲気とは裏腹に意外と泥臭い人だと思ってます。阿部くんといえばインテリキャラですが、その立ち位置にたどり着くまでにかなりの努力があったことは想像に難くありません。そして難関大学に入るだけでもインテリキャラの立ち位置を得るには十分なのに、大学の成績も上位をとり、そのうえ気象予報士世界遺産検定の資格もとって、今もクイズ番組のための勉強を欠かさないあたり彼のインテリキャラへの覚悟が伺えます。

 

阿部くんがインテリキャラを目指した理由として、自分の武器を作りたかったからというのが印象的です。そのことからも分かるように彼は自分らしさを外面から作る人なんだと思っています。基本的に自分(内面の部分)にあまり自信がなくて、武器がないと感じている。だから外面から自己を形成して自信をつけるという感じ。基本自分に自信がないから自分を出すのが苦手だし、周りに優しいんですよね。(それに気づく目黒蓮あなどれない。)その悩みながら進んでいく人間っぽさが好きなんですが、そこでアイドルと両立するには到底困難なほどの努力をできるところが彼のすごさだと思っています。だから阿部くんはサッカーなら前へ後ろへ粘り強く走り回るサイドバック的役割、努力の人です。そして体力を消耗して泥臭く走り回ってるにも関わらずそんな様子を見せず涼しい顔してる感じが目黒くんの言う「Snow Manの安定感を出している」ゆえんなのだと思っています。

 

余談ですが、つんく♂さんが以前℃-ute中島早貴さんへのメンバー評で、

『心というか、心の間口が広いというのか。
色んな事をどんどん吸収して、受け止め、
ノーを言う前に自分の心のミキサーにかけ、
自分の栄養にかえてしまう。
そんな位頼もしいメンバーです。
ヘタレの面をかぶったストロンガーちゃんです。』と書いていました。(つんく♂の愛情溢れたハロプロメンバー評まとめ - NAVER まとめ)

なんかこれって阿部くんっぽいなと思って、というのも阿部くんは自分に自信はあまりないけど決して弱い人間ではなくて、むしろ強い人間です。そんな人間らしさと根っこの強さがつんく♂さんの中島早貴さん評と重なって見えました。

ちなみに中島早貴さんはハロプロ箱推しである自分の最後の単推しです。(あと阿部くんと学年も同じ)

 

今回はここまでです。

読んでいただきありがとうございました!